2014年5月23日金曜日

しばらくご無沙汰ですが,相変わらずでやっております.













ゾウをつくってみたり,














まあなんというか,需要にあわせてというか.
PCのメモリを増設したので,うろこもつけようと思っています.




月末に中京方面,翌月にミネラルフェアあたりに顔を出したいなあ,と考えております.







2014年3月12日水曜日

3月の21日祝日から始まる,大阪市立自然史博物館
特別展「恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス」
~知られざる大陸ララミディアでの攻防~

館のミュージアムショップで角竜類の缶バッジが
販売されます.













トリケラトプスだけではなく,
プロトケラトプス
スティラコサウルス
エイニオサウルス
パキリノサウルス
アーケオケラトプス

の5種類が特別展に合わせて初お目見えとなります.

あまり有名ではなく,グッズ化されたことのない種もあるかと思いますが,
販売数も非常に少ないレアなものですので,もしお気に入りの種がありましたら
これを機会にお買い求めになってはいかがでしょうか.


今月リリースされた丹波竜フィギュアも,
丹波・篠山地域外で手に入れられるチャンスです.










2014年2月20日木曜日

少しばかりフィールドに出る機会がありました.

ちょっとニュースにもなっていたので,ご存知の方もいるかと思いますが,例の場所です.
相当の冷え性ですので,小雪の舞うこの時期の調査はなかなかに厳しいものがありました.発掘に顔を出した翌日に東京へ行き,かはくでいろいろと写真を撮って来ました.

骨格作りに使おうと思っています.














最近はこんなのや,
















こんなのを作っていて,現生よりになっています.


金曜の晩にはゲンロンカフェというところに話を聞きに行っていました.
瑞浪の博物館や,先日,鵺の話をしに行った伊豆の国市関連でお世話になっている
伊藤剛さんが出演されていた,とのことでしたので,ご挨拶も兼ねてです.

土曜はSAMURAI MONO FESTIVAL
http://reacher.jp/monofes3/
に出展しに行ったのですが,
例の雪のために会場へ行く「ゆりかもめ」が止まったため,りんかい線で最寄まで行き,
その後10分という道のりを徒歩で行きました.

土曜には雨に代わっていたのですが,これがかえって問題となり,
水はけのない交差点では,くるぶしあたりまで氷水に浸かる事態,
スーツケースも抱えていかざるを得ず,30分ほど死の行軍を体験しました.














苦労して着いた展示ブースの方々とはなんというか強い絆で結ばれた気もします.
ちなみに同じ行軍コースでは誰もがずぶぬれでしたので,
靴を脱いだ状態で一日過ごされた方もいました.

お客さんも午後からはちらほらと見え,それなりにおもしろい話ができたかと思います.

その後,中央線経由で長野へ行く予定でしたが全然ダメでしたので,
グンマ経由でちょいちょい止まる電車にゆられながら雪国体験が続きました.


宿もたまたまキャンセルが出た所に滑り込み,飲食店は閉まっていたので
コンビニでカップ麺を手に入れてやりすごしつつ,なんとかこちらに戻ってきた次第.







2014年1月28日火曜日

兵庫県立人と自然の博物館で開催されていた古生物学会が無事におわり,ひと段落したところです.

個人としては3D骨格の活用先について発表しました.

こちらについては,貝など無脊椎関係の方々にもけっこう使い道がありそうな話になり,なかなか有意義だったといえます.
瑞浪Mio嬢にはあんまり受けなかったようですが.


夜間小集会では,ご当地の丹波竜の復元画プロジェクトについての発表を行いました.

成果発表や,その場でライブの打ち合わせをすることで,制作過程を実感していただけたのではないかと思います.















たんば恐竜・哺乳類化石等を活かしたまちづくり推進協議会の依頼で制作した
PVC製 1/40丹波竜フィギュアも公開しました.
こちらは今春発売予定です.















もう一点,25日に発売した,峰守ひろかずさんの著書「絶対城先輩の妖怪学講座 3」にて,ある妖怪の見解について情報提供を行っています.
内容に触れるとネタがわかってしまうので,詳しいことを書かずに宣伝するという難しい状況なのですが,研究者としての意見を採用していただいています.
事実ベースで話が進むと,かなり説得力が出てくると思います.
こういう発表の方法を契機として,古生物学的知見が広まっていけばいいかなという考えです.



2013年12月27日金曜日

骨格にいろいろなポーズをつけてみているところです.


















アンキロサウルス
Ankylosaurus

























ヴェロキラプトル
Velociraptor













うまく一画面に収まりません.
Pteranodon
















いったんバラバラにした状態.


あれ.イタリックが反映されてない.



2013年12月8日日曜日

ちょっと間のあいた恐竜の子供骨格づくり.

ポーズをつけてみました.





















もとはこちら.




まずは,単体でどこまで動かせるか,カンフー映画のポーズをとってみます.










































いろいろな角度から見ても破綻はありません.





次に,他の動物骨格といっしょにしてみます.




















馬の骨格です.峠越えをする際の様子です.































別角度から見ても大丈夫そうです.



PCスペック的に相当厳しく,なんとかだましだまし表示させています.
データセーブ時にエラーになってしまい,セーブできませんでした.




セレブな方々のワイン会にお邪魔したり,いろいろとバタバタしていたスケジュールがひと段落しました.







丹波竜フェスタ,開催時の除幕式.
午前中から昼にかけて,フォーラムの司会をしていました.人博の三枝さん,北海道のむかわ町立穂別博物館から櫻井さん,福井県立博物館から宮田さんをお呼びして,恐竜発掘最前線というテーマでお話しいただきました.

ここ30~40年ほどで日本国内の恐竜発掘を取り巻く環境は大きく変わってきました.
登壇された方々は,古脊椎の研究者ではあっても,もともと恐竜学者であったわけではありません.
発掘現場近くやその地域に住んでいた方々も,恐竜とは無縁の生活を送ってきたのだと思います.

ここ数年で「恐竜」で学位を取った研究者が増えてきていますし,次のステージはこういった方々が牽引していくのではないでしょうか.


















午後からはいくつかのワークショップが開催されました.こちらは琥珀磨き.岩手県の久慈琥珀博物館から材料を取り寄せたものです.
久慈のことや鉱物のことなどを話しながら,アクセサリー作りをしてもらいました.
作業時間が1時間くらいだと少し短く感じたかもしれません.





































こちらは神戸で行われた分子生物学会の写真.2日に搬入,6日に引き上げでほぼ一週間です.
上二つの写真は,窓にあたって死んだ鳥を発見し,引き取るまでの様子.

引き取り先は出展していたSabrinaの関さん.




















某ニュースに名前が載ってます.産総研のポスドク時代,林原自然科学博物館にOJTでいったときにやってたことが使われたみたいです.



2013年11月16日土曜日


丹波竜フェスタのポスターデータについて,
本家のpdfデータが50Mと大きかったため,
閲覧が難しそうだったので丹波市恐竜課の許可をいただき
こちらに転載します.













こちらはjpgで大きさは1Mです.
明日には本家も修正されているかと思います.

2013年11月7日木曜日

週末の三連休,東京で行われた生きものマーケットと,兵庫の人博のひとはくフェスに行ってきました.






 
 
 



開始1時間後くらいの様子.




















講演の様子.

私は実行委員会のスタッフとして参加しました.
不手際があってご迷惑をおかけしたところもあります.


気づいたことは可能なかぎりフィードバックしていきたいと思います.
今後もし「第二回」があるようでしたら,そこにも活かされるようにしたいです.

生きものマーケット自体はお開きとなりましたが,現在,反省会や今後の方針について話し合っているところです.
話し合いの内容は追って情報が流れると思います.



実は,数名の本職の古生物屋さんも来場されており,コソコソと話をすることができました.続きは年明けに人博で開催される古生物学会かなあという感じです.



















ひとはくフェスの外の様子(あいにくの雨).
いろいろと打ち合わせがてらで顔を出してきました.
ActoWでバイトしていたこともあるトリさんとO野さんも,それぞれのブースでがんばっていました.








2013年10月18日金曜日


前回のステゴサウルスの改造のつづき.











































しっぽを短くして腰の部分を変化させ,後肢で立つ「二足歩行型」にします.
細かいところでは骨端をすこしまるめて,子供っぽくしています.
膝はおそらく真っ直ぐではなかったでしょう.



















恐竜の場合,肋骨は腰のあたりまでありますが,この動物は腰回りも柔軟なため,肋骨は無いか,もしくは退化していると思います.

















背中の板は,バランスを取るのにも役立つようです.





















頭部以外は大体完成です.















頭蓋骨を上のほうに大きくします.
ついでに口先も一気に短くします.













強膜鱗を設定します.

















鎧竜でみつかっている「まぶた」の骨も加えます.












歯のようにみえるのは「くちばし」でしょう.
歯は奥のほうについています.



































おおむね完成です.