2012年12月13日木曜日

先月中旬から今月頭まで続いた丹波関係が無事終わり,
さいきんは,各地の企業の集まりとかに顔を出しております.

12月1日の丹波竜フェスタの際の写真がちょっとあったのでUPします.













トークショー後に,小田隆さんのラフ画や製作途中の原画もちょっとだけ公開.
現在も他の産出化石の復元作業が続いています.














午後からのワークショップはディノケシとアパトサウルスポストイットの2つが
同時開催ということでポストイットの方はやや大人向けという事前の告知でしたが,
小学生の参加もありました.
















兄弟の作品.しっかり組み立てられました.
小田さんのかなり細かい解説も含めて一時間半でしたが,
5名のほどの小学生は皆,集中を切らさず完成できました.


このワークショップも概ねフォーマットができあがったと言えます.
次回,1月14日も化石工房で行う予定です.





鬼の笑う来月の予定.
古生物学会でポスター発表.今回は教育普及関連で.
出店は,いつものRC GEARさんに加え,Pyrite Smileさんも初参加です.

会場の方には出店許可をいただきましたが,場所はまだ未定のようです.
横国は行ったことがないのでどういう感じかわかんないです.




たぶん,11日の金曜あたりも東京駅近辺をウロウロしていると思います.
ベンチャービジネス系のコンペに応募したところ,入賞は逃しましたが
上位に評価していただけたらしく,受賞パーティーの招待状を頂いた次第.

歴々の受賞会社や参加者に,少々ビビっているところではありますが,
まあ元が化石屋ですので,場違い感を味わって来たいと思います.


院生時代に二足のワラジで結婚式場のキャプテンをしていたこともあり,
テーコクホテルの宴会場というのも気になるところではありますが.





2012年11月19日月曜日

週末は篠山市の並木道公園の収穫祭でした.

いわゆる「丹波竜」とそれらが産出する篠山層群(1億1千万年前)は,
篠山市とお隣の丹波市に分布していて,篠山市からも結構出ています.


来園したご家族からは「~~君が見つけたあれ」とか,
「○○さんの家の裏のあそこ」とか,「ウチの土地って1億年前なん?」とか,
地元ならではの言葉が多かったです.

















初日の前日祭と翌日,日曜の収穫祭のようす.土曜の雨があまりにひどく,
公園というのは天気次第なのだなあと思った次第.

収穫祭もMAX300人くらいと伺っていたため,1000人規模のイベントになり,
スタッフの方々もオーバーワークだったようです.

受付とか迷子探しとか手伝いました.













サイエンスカフェ直前のようす.
個人的にサイエンスカフェの肝はカフェ要素であると思っているため,
そちらの手配をしっかりとお願いしました.

地元に銘茶や銘菓があればベストですし,王室御用達の紅茶ですとか,
2000,2001,2002年くらいのひとつのシャトーの垂直テイスティングですとか,
そういうのをメインに据えていただくと,お話はよい肴となると思います.

サイエンスカフェを普及手段と捉えるのであれば,
カフェが主,サイエンスが従として,お茶を楽しむついでに科学の話,
というイメージの方がいいんじゃないでしょうか.
ですので,お茶やお菓子には,ものすごくこだわって欲しいと思います.

丹波篠山地域は地元のものがよいということで,そのあたりの戦略は多様化できそうです.



2012年11月8日木曜日



11月後半から週末はイベントラッシュです.

試飲会ありの阪大博酒イベントにも行けず大変残念に思っております.
(試飲会付き12月1日のビール回は,まだ締め切り前みたいです)


関東ではデザフェス間近ということで,周囲では準備が忙しいようです.
当日は皆様お誘い合わせの上,E-167で古生物Tシャツをご覧下さい.

Pyrite smile さんとは,8月頭に初めて打ち合わせをしてから結構いろんなやりとりがあります.
今後もなにかと ご披露できるものもあるのではないかと思います.


そういえば,いまのところ,1月開催の横国の古生物学会でも,出展ブース考えてます.

古生物学会では今回は夜間小集会とかは考えていませんが,
ポスターをひとつやろうかなという感じです.



11日にはきしわだでワークショップがありますが,大阪自然史博でもイベントやってますので,
夕方の大人の部に間に合わせて来る,とかそんな感じはいかがでしょうか.
大阪自然史のほうは10日に営業で行ければ,と思っております.



17日(土曜)から2週間ほどは丹波篠山市の兵庫県立並木道中央公園では,
開園5周年記念イベントのなかで,恐竜ウィークをお手伝いしています.
フェイスブックページだそうです.
http://www.facebook.com/namikimichi.park




Ust.社会学との他流試合.
研究者は基本的に話のマクラとして一つや二つ飛び道具を持っているわけですが,
こちらとしては多数の飛び道具を用意していくため,試合にならない予定のようです.




2012年10月24日水曜日

 全国共通申請書地獄も一服し,
10月後半からけっこうイベントが多くなっていきます.

28日はシャレコーベミュージアムでハロウィンのイベントがあって,そこで人類化石の話をしています.


大阪大学総合学術博物館の酒展,試飲会の日は仕事が入って行けませんが,講演にもできるかぎり足を運びたいと思っています.http://www.museum.osaka-u.ac.jp/jp/index.html要チェックです.



現在始まってるところでは,千葉県立中央博物館の特別展に悪党商事がちょっと顔を出しています.



 
 
 
 
 
博物系Tシャツを製作しているPyrite Smileさんhttp://pyritesmile.shop-pro.jp/とコラボした古生物Tシャツ第一弾,恐竜Tシャツも,ミュージアムショップで初お目見えです.
本当はデザフェスデビューの予定だったようですが,少し無理を言って前倒しでお願いしました.
 
デザフェスではさらに他の古生物シリーズもお披露目されるのではないかと思います.
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
丹波関連では,10月末から丹波市の丹波竜化石工房で模型展が始まります.
さらに,ちょっと先ですが,12月1日(土曜)に講演会があります.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
絵筆をにぎる「ちーたん」の中の人はおそらく,@studiocorvo氏です.
豪華ゲストとともに復元プロジェクトについて語り,ワークショップを行います.



11月中旬には丹波市のお隣,篠山市の兵庫県立並木道公園で,恐竜関連のイベントがあります.
昨年,デイノニコサウルス類などの化石が見つかって,今年はボーリングコアにカメらしき化石が入っていた,生涯有望な産地となるだろう公園です.
サイエンスカフェでしゃべることになると思うのですが,たぶんレッサーパンダやクマ化石の話をします.








その前には大阪市立自然史博物館でモンゴルの恐竜展.
林原自然科学博物館の秘蔵シリーズです.
保存状態の良さもすごいのですが,クリーニング技術にもぜひ着目していただきたいと思います.














そういえば,ガリミムスの産状レプがあったら,それは私もちょっとお手伝いしたことがあります.




2012年9月30日日曜日

そろそろ涼しくなってきましたか.


10月,11月は,なにかとイベントが多いようです.

初週の4日木曜は東急ハンズ梅田店,ハンズカフェにてワークショップ.
つくってみよう系のカフェは初めてです.
席は残りわずかのようです.


9月中に兵庫県内各地でいくつかの会議に出席しておりました.
そのあたりの成果もいずれ発表できればと思います.
科研費申請とかもあって,異動で番号変わったのを更新しました.
e-Redの使い勝手を考えると,所属は大学や研究機関であったほうが何かと好都合な感じです.




個人的には来月の出家準備をしてまして,
論文書くとき名前変えても大丈夫かなとかちょっと心配してはいるのですが.
まー,ちょうど人生3分の1のキリよいタイミングで心機一転してみようと思いまして.
全然深く考えてませんが.



2012年9月7日金曜日

風邪を引きました.


昨日,丹波に行ってきました.

目的は,恐竜を活かしたまちづくりへの参加のためです.
私の研究分野は恐竜でも中生代でもありませんが,古生物屋でコンテンツ事業をしてる研究者はいないので,まあ何とか役に立てるのではないかと思っています.


予算があればできること,予算がなくてもできること,それぞれ分けて考えれば,直ちに実行できることも結構あるものです.


午前中,一時間オーバーの白熱した話し合いの後,お隣笹山氏に移って別の打ち合わせです.
ギリギリ時間があったので,笹山氏中心街の酒屋さんへ行こうと思い,方角だけで近道を選んだ結果,道に迷いました.












どんどん道が狭くなり,目標とする県道から遠ざかっていきます.


なんとか予定時間に間に合うよう買い物はすみました.
購入したお酒は来週の六甲昆虫館へ持って行こうと思います.


篠山市でのお話は,丹波並木道公園.昨年デイノニコサウルス類と考えられる化石が見つかったところです.
会社の取材と,10月から始まる公園5周年記念イベントの話し合いです.

記事で写真が必要,ということで,ディノケシを手にしてください,とのリクエストがあったのですがディノケシはフェイバリットさんの商品ですし,私は恐竜屋でもないので可能な限りの抵抗をしました.
ロケ地の古民家で,ティノケシを床の間に置き方わらに正座し「この雰囲気で撮ってください」とか,その場にいたショウリョウバッタがいたので「バッタを襲おうとしているティラノとそれを見守る私の体で」等できるだけウケのよさそうな提案を行ったのですが,おそらく縁側に座っている無難な画像が使われるのではないかと思います.

取材の件は半分以上,記事に使えない・できない話をしていたのでどうまとまるかやや不安です.







 


デイノニコサウルス類化石発掘現場の現在の様子.
今夏の調査でも何か見つかったという話http://kyoryu.info/a/4201もありますし(ボーリングコアに脊椎化石が入っている確率を考えると,期待したくなります),今後,篠山市ではこの公園が中核となって恐竜研究が展開されていくのではないかと思います.

2012年8月15日水曜日

盆そわー.

残暑お見舞い申し上げます.


一週間ほど,久慈の発掘調査に行ってきました.


中生代の地層で化石を発掘するのも,ずいぶんと久しぶりな気がします.
前は獅子島だったかと思います.

今回お邪魔した岩手県の久慈市は関西からはまあずいぶんと遠くなわけで,
どう計算しても移動時間がハンパないので,現地での足のこともあって車で行きました.

 
岩手山をチラ見しつつ無事到着したものの,
その場で下駄の鼻緒が切れ,のっけから不吉な予感が漂います.













その翌日には子どもの狸が発掘現場の道を横切ります.













不吉です.


低温注意報が出され,Tシャツ一枚では震えてしまいます.
調査前半は雨がちで近くに雷が落ちたりもしました.


























発掘場所は,久慈琥珀博物館近くにある,博物館所有の「琥珀発掘体験場」です.
ここから脊椎動物の骨もたまに見つかります.











発掘体験はまだ初めて1~2年しか経っていないため,
地元の方でも未体験な方が多いようです.
琥珀は掘れば確実に出るレベルで,結構大きなのも見つかります.
小学生の女の子がこぶし大のものを見つけていました.














失敗してバラバラになることも.














自販機の前にいた蛾.






そういえば,お酒飲んでてあんまり覚えてないのですが,ある晩,一瞬だけRC GEARさんに会って挨拶したような気がします.そのままパレオサイエンスの社長さんたちと2次会的な方向になり,翌日には博物館から特別展のアロサウルスが撤去されていました.風のような早業です.



久慈市の職員の方々ともお会いしてお話しする機会がありました.













ジオパーク研究員の方に市内を案内していただいたときに見かけた,巨大な琥珀の原石.
久地駅近くのアンバーホールというところに置いてあります.
この原石の隣には時価ウン億円の琥珀を貼った絵画が飾ってあります.
重量もすごいので,移動するだけでもだいぶ予算がかかるとのことでした.














そういうわけで,不吉な予感も杞憂に終わりました.
私が帰った後の後半の発掘も無事に終了したそうです.




さて,来週末は尼崎シャレコーベミュージアムというところにお邪魔します.
人類化石の標本があるため,それを使って人類の歴史について少しお話します.
19日には@studiocorvoさんも見えるとのこと.


2012年8月2日木曜日



明後日から少しのあいだ,岩手に発掘調査に行くことになりました.
体力が落ちているので夏場の調査がどうなるか判ったものではありませんが,
岩手は初めてですし,楽しみではあります.
いちおう発掘する地層はぜんぜん硬くないということですので,ホッとしています.

車で片道1,000kmの旅路,行きがけに瑞浪にでも寄っていこうかと思います.



18日,19日の告知を少々.
尼崎市に昨年できたシャレコーベミュージアムというところに先日行ってきました.















http://www.ab.auone-net.jp/~skull/frame.html
館長さんが30年かけて集めた頭骸骨の博物館です.















こちらはモンマルトルで描いてもらった自画像だそうです.

18日,19日の二日にわたって「どくろTシャツ」着こなしコンテストを行うとのことです.
小田隆さんや私が審査をすることになりました.

夏場に駅から徒歩で,というのはキツいかもしれないので,バスはどうかちょっと探してみました.
JRは東海道本線立花駅から60系統,南警察署西分庁舎が近いと思います.
JR尼崎駅からは近いバス路線はないようです.
阪神では,センタープール駅から30系統で,南警察署西分庁舎が近いと思います.
または出屋敷駅から50系統で南浜田というところでオッケーのようです.
私はバスの乗り方がよくわからないので,詳しくはHP等でチェックしてみてください.

「シャレコーベミュージアム」は,ふだん予約制のため,ふらりと寄ることができず,
そういう意味では気軽に来れるイベント時に行ってみるというのはひとつの手かと思います.



2012年7月26日木曜日

ふむ.「産学連携」とか「産学官連携」というのにまい進していたつもりなのですが,最近「産官学連携」というのもあるということを聞き,なんか徐々に「学」が追いやられている感じがしています.

「産官連携」が一発変換できるようになる日が来ないことを密かに願っています.
公共事業はだいたい産官連携なんでしょうけど.


そういうわけで,自然科学分野での「産学官連携」をがんばっていく所存です.



最近つくってみたもの












@studiocorvoさんが描いたアパトサウルスをポストイットにしてみました.
あらかじめ切り抜いてあるので,手軽にアパトサウルス骨格を組み立てることができます.
ホネの名前も日本語とラテン語で描いてあるので,骨格名称を覚えるのにも役立ちそうです.
研究室配属になった当初に,机の前にまず骨格図を貼る,あの感じです.


16日のきしわだ自然資料館のワークショップ,大人の部に参加した方々にちょっと試作品に触れていただきました.















その筋の方々ですと,30分くらいあればいけそうです.ポストイットなので,貼りなおしも簡単で,完成すると全長がだいたい60cmくらいになります.尻尾だけで画用紙一枚分使います.

首まわりを中心に,形について話をしながら手を動かすようなワークショップには使えるかなーという気がします.とはいえ,ガイドなしで骨格組み立てとなると取っ掛かりも難しく,ちょっと年齢層は上がりそうです.

あとは,製作コストをどう下げるか,という一番の問題もあるのですが.
切抜きがものすごく時間かかります.

現状では脊椎を一つ一つ分割しているので,もうちょい単純化してもいいかなという感じです.


2012年7月9日月曜日

さて.

出張がひと段落.


6月末から7月頭,日本古生物学会に参加していました.













夜間小集会で科学普及のための提案をしたのですが,もっとも生み出すのに苦心した「たこ焼き器営業論」を提唱後誰も相手にしてくれないことが唯一の心残りです.

内容をざっとおさらいしますと,まず普及目標を明確化して,それぞれ違う戦略を立てましょう,というところからスタートしました.

世の中には「科学好きな方」と「科学嫌い・無関心な方」がいらっしゃいます.

「科学面白いんだぜ」という錦の御旗の下に行われている普及活動は,前者にたいへん興味を持っていただけるのですが,一方で,後者にはまったく届きません.


私は,科学好きな方々はすでに十分な情報網を持っていて,成熟したフェイズにあると考えています.そういった方々により豊かに楽しんでいただくという目的では,従来の手法で良いと思っています.
研究者はそれぞれが「世界一面白い」と確信して自分の研究をされているはずですから,こちらに関してはとても相性がいいですよね.


しかし,たとえば普及を「拡大」と捉えるのであれば,科学を敬遠している方々にこそ拡大の余地があると思うのです.ここでは,従来どおりの「科学面白いんだぜ」的発想は,たとえば学生時代に「面白い」と思わなかった人々の心には,まったく響かないのではないでしょうか.
酒飲みで甘いものが苦手な私が,パフェを熱心に勧められても特別な理由のない限り注文しないのと一緒です.

そういうわけで,「科学面白いぜ」戦略だけではなく,別の手法をもって科学普及をしてみたらいかがか,ということをいくつかの事例を挙げながらお話してみました.


地域ごと,立地ごとの戦略の組み立て方とその結果みたいな話もしましたっけ.
各地の博物館の方から意見をいただけたので,勉強になりました.


次回か次々回くらいには,琵琶湖博でやったプレパレーター・アーティスト発表みたいなのをちょっとまとめてやってみたいですねえ.


水曜から金曜までは東京ビッグサイトに行ってました.











クリエイターEXPOというイベントに参加するためです.国際ブックフェアなんかと一緒に開かれていました.
イメージとしては,古生物学会の夜間小集会でお話した「科学嫌い・無関心な方」に関心を持ってもらうための戦略の一環でもありまして,こちらは心情とかそういうのよりもマーケット拡大というシノギのための活動です.
異業種と科学とを絡める手段はいくらでもあると思いますので,お互いのファンに「こういうのあるんだよ」と紹介しあうようなことができるのではと考えています.
さまざまな業界の方やクリエイターさんたちから,3日間で100枚近くのお名刺を頂き(たぶん親分も個々に頂いていたようなので,100は越えるでしょう)なにか新しい展開ができたらと思っています.




7日土曜日は,丹波に行っておりました.
化石工房では石割体験が行われており,この日は20名ほどの参加者が10数個の骨化石を見つけたとのことでした.
私もこういう体験を子どものころにしていたら,もっと白亜紀に興味を持っていたかもしれません.


ニュースにもなっておりましたが「篠山層群復元画丹波プロジェクト」の第一回会議が行われました.自然科学分野における産学官連携プロジェクトです.
丹波地域の恐竜をはじめとした化石について,丹波市と研究機関,そして弊社が中心となって「よみがえらせる」ことが目的です.

学術方面からは,北から金沢大・早稲田大・成安造形大・林原自然科学博物館・兵庫県立人と自然の博物館(兵庫県立大)・愛媛大の6つの大学や博物館の方々が参加しています.


今後は,定期的に情報がリリースされていくと思いますので,ぜひいろいろと驚いてください.